ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は、科学的に合成されたヒアルロン酸をしわの折り目や凹みの部分に注入し、 盛り上がらせるだけの単純なもので、時間と共に分解され吸収・排泄されてしまうため一時的な外見の改善を図る治療である。

注入されるヒアルロン酸はゲル状になっており粒子のサイズが大きければ大きいほど吸収のスピードが遅いが、粘度が硬いため真皮層の上層や皮下組織の薄い部分に注入すると、 凸凹になることが多かった。最近では、架橋処理技術の向上で、粒子のサイズを大きくせずに架橋構造を二重にするなどして吸収を緩やかにする製品が出てきて注目を集めている。

ヒアルロン酸は化粧水などのスキンケア用品や入浴剤などに使用されていることからも解るように、みずみずしい肌を保つため の保湿成分(保水成分)として知られている。実際、わずか1gのヒアルロン酸で6,000ml(1リットルのペットボトル6本分)もの水分を保持する力を持っている。

このヒアルロン酸は、僕たちの体中にあたりまえのように存在しているが、特に「皮膚」に最も多く含まれており、肌の潤いや弾力に貢献している。

ところが、このヒアルロン酸も寄る年波には勝てず年齢と共に減少し、成人の皮膚に含まれるヒアルロン酸の量は赤ちゃんの20分の1といわれている。

ヒアルロン酸注入は、この減少したヒアルロン酸を補充しようという考え方であるが、生成能力を向上させるわけではないので補充したものが吸収されていくと、 その度ごとに何度も注入を繰り返すことになる。

ヒアルロン酸注入の効果

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